思い出の Sonnar と歩く街

フィルムがまだ息してた頃の匂いが残るレンズ。

Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM。

いまの時代に持ち出すと、

「正確」よりも「空気」を連れて帰ってくる。

ピントは迷うし、

線は柔らかいし、

ときどき夢みたいな滲み方をする。

けどな、

その曖昧さの中で、人と街の温度がいちばん綺麗に見えるんよ。

すれ違う姉ちゃん、

急ぎ足の誰か、

子どもの冒険心、

ふと立ち止まった横顔。

全部、光の中で生きてた瞬間。

ぜんぶ、ありのままのバンコク。

Sonnarって、

“見せる”んやなくて**“感じさせる”**レンズなんやと思う。

今日もええ散歩やった。

写真はいつも、レンズより心の方が写る。

ILCE-7CR 1/320sec ISO-200 C Sonnar T*1.5/50 ZM
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