2026-08

XF23mmF2.8 R WR

水たまりの向こう側

アパートの真ん前。雨上がりにできた水たまりを覗くと、いつもの景色がもうひとつあった。遠くまで出かけなくても、写真になる風景は案外、足元にある。X-E5 f/2.8 1/105sec ISO-125 2...
NOKTON 23mm F1.2 Aspherical

足元を見るようになって

転んで怪我をして以来、歩くときは足元ばかり見ている。前を向いて歩いていた頃なら、たぶん気づかなかった。アスファルトの上に、もっこり膨れあがった苔。足元にも、ちゃんと景色はある。X-E5 f/2.2 1...
NOKTON 23mm F1.2 Aspherical

残り10ヶ月、88鍵

太田での暮らしも、あと10ヶ月。新しい相棒がやってきた。さて、帰る頃にはレイ・チャールズになっている予定である。……予定では。X-E5 f/1.2 1/1400sec ISO-500 23mm
XF23mmF2.8 R WR

水の流れる街

太田市を歩いていると、あちこちの側溝を驚くほどの勢いで水が流れている。雨が降ったわけでもない。田んぼを潤す水が、街の中を絶えず巡っている。太田に来てから気になっている風景のひとつだ。X-E5 f/5....
NOKTON 50mm F1.2 X-Mount

公民館と呼んでいた

昔は、こういう場所を「公民館」と呼んでいた。今は「区会館」。名前は変わっても、町の人が集まり、誰かが行き交う場所なのは変わらない。夏の日傘がひとつ、区会館の前を通り過ぎていった。X-T5 f/2.8 ...
XF23mmF2.8 R WR

フェンスの向こう

朝の道を走っていると、どこまでも続く黒いフェンス。その向こうに広がっているのは、田んぼでも畑でもなくメガソーラーだ。道路からでは全体が見渡せないほど広い。電気をつくっている風景なのだろうけど、昔ここに...
XF35mmF1.4 R

朝六時、田を歩く

朝6時頃。まだ街が動き出す前、田んぼを見回る人がいる。毎日見ているからこそ、稲の小さな変化にも気づくのだろう。夏の朝の、いつもの仕事。X-T5 f/5.6 1/200sec ISO-125 35mm
XF23mmF2.8 R WR

見えるぶんだけ

木々の向こうに、ちらっと見えるお寺。望遠ズームがあれば、もう少し寄って撮りたいところだけど、持ってないし、欲しいとも思わない。見えないものは、見えないままでいい。このくらいの距離が、ちょうどいい。X-...
XF23mmF2.8 R WR

赤城から来る

韮川の行政センターから赤城山の方を見る。空がドス黒くなったら、もう分かるようになった。あっちから雲が流れてくると、しばらくして土砂降りになる。まだ明るさの残る街の上を、黒い雲がゆっくり覆っていく。太田...
日常の写真

あの日から、時間が止まった

離れて、2ヶ月が過ぎた。毎日はちゃんと過ぎていくのに、あれ以来、時間が止まったように思える。孫を育てているつもりだった。笑わせたり、叱ったり、心配したり。ずっと、こっちが何かをしてあげているつもりだっ...
XF23mmF2.8 R WR

葡萄は袋の中

太田の道を歩いていて、葡萄のハウスを見つけた。黒い網の向こう、白い袋がずらりと並ぶ。中身はまだ見えない。夏の終わりを待ちながら、葡萄は袋の中で育っている。X-E5 f/2.8 1/60sec ISO-...
XF23mmF2.8 R WR

新しい家の街

太田を歩いていると、比較的新しい一軒家が多いことに気づく。人口の多い都会というわけでもないのに、新しい家が並び、その向こうには何本もの送電鉄塔。古いものが残る地方の街とは、少し違う。ここは工場で働き、...
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