三叉路
新しく入居したアパートの部屋からの様子。
日々の暮らしの中で、静かな瞬間を拾っています。
新しく入居したアパートの部屋からの様子。
まだ暖簾はかかっていない。白く光る「炭火焼肉」の看板だけが、
一日の終わりを告げる看板の灯り。人はそれぞれの理由を胸に、夜
マリーゴールドの向こうを、静かに横切る赤いリュック。
濡れた路面に映る光と、足早に過ぎる人影。街は静かなまま、時間
街の片隅で、誰にも気づかれず風を受ける猫じゃらし。
暖簾の内側には静かな時間。
迷いも傷跡も、この一本の矢印がすべて飲み込んでいく。
街がまだ目を覚ましきらない朝五時。静けさを切り裂くように、自
足を痛めて1週間、出かけられないので、ここで定点撮影するしか
この街に来て初めて影を見た。
窓の外を見る人、手元を見つめる人。