まだ、触れてない
まだ、触れてない。 言葉も、コーヒーも。
日々の暮らしの中で、静かな瞬間を拾っています。
まだ、触れてない。 言葉も、コーヒーも。
都市の中で、 ワンピースだけが柔らかい。
隔てているのは、ガラスだけ。 それでも、世界は分かれて見える
光が当たる部分だけが形になり、人は都市の一部になる。
記録されたのは、歩幅と影。 感情は写らない。
歩く速さも、装いも、少しずつ違う。 それでも、今日は同じ方へ
夕方。 残っていたのは、影と、少しの光だけ。
さっきまで、あんなに動いとったのにな。 気ぃついたら、腕の中
街では、いくらでもすれ違う。 でも―― 大事な人とのすれ違い
見えへん顔より、 歩き去る気配のほうが、長く残る。
黙って、注ぐ。 その仕草だけで、店の空気が変わる。
彼女 「ちょ、どこいったん…後ろ、並んでるやん…」 彼氏 「