雨宿り
BTS駅の下。
日々の暮らしの中で、静かな瞬間を拾っています。
BTS駅の下。
当たり前やけど。
普段は8割り増しで売ってる店。
流れる雲のように、言葉もまた形を変えながら行き交う。
無機質なビルの谷間で、木々だけが季節を忘れずに生きている。空
巨大なストライカーが宙を舞う壁の前で、誰もボールを追っていな
誰のためでもなく、どこへ急ぐでもなく。規則正しく引かれた線を
行き交う人々の気配の中で、ひとりだけ別の時間を生きているよう
夕方の通路に伸びた三つの影。同じ方向へ歩いていても、背負って
街は止まって見えても、人だけが自分の時間で歩いていく。
誰かを支える側の人間ほど、黙って上へ向かっていく。
ロレックスのショーウィンドウを横切る二人。手に入れたいのは時