昼休みの輪郭
目立たん時間ほど、記憶に残る。
日々の暮らしの中で、静かな瞬間を拾っています。
目立たん時間ほど、記憶に残る。
考える前にシャッターを押してた。
信号より先に、影が動き出す。
煙と鉄板の向こうで、 今日の話はぜんぶ楽しい方に転がっていく
多分同い年くらい。
気づいたら、街の色を背中で受け止めてた。
都市の中で、 ワンピースだけが柔らかい。
隔てているのは、ガラスだけ。 それでも、世界は分かれて見える
光が当たる部分だけが形になり、人は都市の一部になる。
記録されたのは、歩幅と影。 感情は写らない。
さっきまで、あんなに動いとったのにな。 気ぃついたら、腕の中
見えへん顔より、 歩き去る気配のほうが、長く残る。