光の中の人 #03
背景なんてただの壁のはずやのに、 光と色でちゃんと舞台になる
日々の暮らしの中で、静かな瞬間を拾っています。
背景なんてただの壁のはずやのに、 光と色でちゃんと舞台になる
ただ歩いてるだけやのに、 服も影も風も全部まとって、 なんか
止まってるだけやのに、 光に当たった瞬間だけ主役になるんよな
青なる前に、水一気飲み。
光に当たったとこだけ、 ちゃんと形になって見えるんやな。
進むんか止まるんかはっきりしてくれや。
聞こえへんかった?
それ、もう一回。
街の灯りの中、 静かに整える横顔。
強い朝日。 浮かび上がる背中。
光の帯。 同じ方向へ、二つの影。
夜の通りの前で、 彼女は静かに立っていた。 誰かを待っている